店内での飲食が可能なイートインスペース。
コンビニエンスストアのファミリーマートは、2024年度中にイートインスペースのある7000店舗のうち、2000店舗でなくすと発表しました。
40代:
(Q.イートインスペース廃止について)厳しい、残してほしい。職場が近くなので毎日(イートインスペースに)食べに来てます。
20代:
待ち合わせにも便利だった。(なくなれば)便利ではなくなる。
イートインスペースがなくなったら店内は、どのように変化するのでしょうか。
店舗にもよりますが、イートインスペースの場所には2~3台の商品棚が置かれるといいます。
人気の高いファミマ靴下などの衣料品や日用品の売り場を拡大し、売り上げアップを狙います。
ファミリーマート営業推進室・高橋博副室長:
例えば、こういう挑戦価格という安く提供している商品を固めて陳列して、お客さまに分かりやすく提供できるような売り場を作っていく。
新型コロナの影響で利用客が減少しているイートインスペース。
東京都内にある店舗でウォッチングしてみると、食事をしたり、各々の作業をされている人もいました。
都心の昼時とあって常に満席状態。
オフィス街にある店舗では、ランチタイムに利用客が多いためイートインスペースを残し、住宅街にある店舗では弁当などを持ち帰る客が多いため、なくす方針だといいます。
街からは「学生時代は放課後にみんなでイートインでおでんとか食べていた。体育祭とか練習終わりとか」と惜しむ声が聞かれました。
ファミリーマートは、イートインスペースの削減で1店舗当たりの売上高を5~7%引き上げたいということです。
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