(ブルームバーグ):27日の香港株式市場で、中国の電子商取引大手アリババグループとJDドットコム、フードデリバリー大手の美団の株価が上昇。この2日間では数年ぶりの大幅な上げとなった。中国政府が低迷する経済のてこ入れに向けた一連の措置を発表したことが寄与した。
政府の広範にわたる新たな政策が望ましい効果をもたらすとの期待から、消費者向けテクノロジー企業はあらゆるセクターにわたって買われた。
26-27日の取引で美団とJDは一時20%余り上昇。2日間の上昇率としては、2022年以来の大きさとなった。一方、アリババ株のこの期間の上昇率は一時15%に達した。
中国政府は苦境に陥った不動産セクターの支援や極貧層への現金給付などの幅広い景気刺激策を発表。これを受け、多額の債務に苦しむ不動産部門や若年層の高い失業率などを巡る懸念が和らぎ、消費者・インターネット関連企業への追い風となった。
原題:Alibaba, JD and Meituan Surge After China Stimulus Announcement(抜粋)
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