珍しいグルメが集結!バイヤーの注目度アップ

 食欲の秋にたまらない絶品グルメが大集合!食の宝庫・北海道の未来への挑戦がつまった注目のイベントを取材しました。

 十勝産にこだわった大樹町の黒毛和牛ハンバーグに函館の老舗「元祖小いけ」のインドカレーや松前沖で獲れた本マグロのキムチなど、北海道の珍しいものや地元で話題のグルメが大集結。

 「約50ブースが軒を連ねているこちらの会場『北の味覚、再発見』と題した商談会なんです。北海道各地の珍しい、隠れた逸品を求めてバイヤー、約300人が来場します」

 「小規模ではあるが、珍しいものや地域で愛されているものも出店しているのでバイヤーの注目も高い。この企画をきっかけにヒット商品になればと思う」(北海道商工会連合会 久保耕二さん)

 2023年より80人ほど多くバイヤーが集まる今回の商談会、「北海道ブランド」への注目の高まりがうかがえます。

 「北海道各地の良い商品が一同に集まっているのがここだったので商品を探しに来た」(卸売り業)

 「(出ている商品の)レベルは高いと思う。面白い商品がいっぱいあるが、やはり売り方、広め方が大変だろうなと」(製造・販売業)

中小規模の事業者に販路拡大のチャンス

 中小規模の事業者にとってどのように販路を拡大、開拓をしていくかが重要。今回のような商談会では直接、こだわりや魅力をアピールできる大きなチャンスです。

 初めて出店したという比布町のブースにはずらりと「鹿肉」が並んでいます。

 「2024年の2月に工房を立ち上げて有害鳥獣のシカを受け入れて商品にしている。私はまだポンコツハンターなので、今は比布町のハンターの先輩に協力してもらっている」(PIPIYUK 桑野未来さん)

 Q.:なぜ今回、商談会に参加したのか?

 「2月に始めたばかりなのでどう販路を形成していくか、どう美味しさを伝えていけるか、試行錯誤なのでアドバイスをもらえればと参加した」(桑野さん)

 Q. 手ごたえありましたか?

 「みんなジビエに興味を持っているなと感じた」(桑野さん)

 北海道の若い起業家のチャレンジ。隠れたグルメの広がりが期待されます。

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