21日は認知症への理解を深める「認知症の日」です。生成AIに思い出話を語り聞かせることで、認知機能を確認できる無料のサービスが始まりました。
おもいでダイヤルAI
「特に思い出に残っている出来事や好きな遊びについて教えていただけるとうれしいです」
国吉伸洋記者
「小学生の時は自宅に友達を呼んで、かくれんぼとか鬼ごっことかして遊んでいました」
おもいでダイヤルAI
「脳の健康チェックの結果、元気な脳の状態です」
19日から始まった「おもいでダイヤル」は、AIから提示されたテーマについての思い出を話すことで、認知機能の状態を測定します。
話し方や会話の内容から、「脳が元気な状態」か「脳に変化が見られる」かをすぐに判定してくれます。
開発したNTTコミュニケーションズは、思い出を話すことで楽しみながら心が前向きになる効果もあるとしています。
NTTコミュニケーションズ スマートヘルスケア推進室 横山彰之さん
「過去の懐かしい思い出話であれば楽しくできるというところもあると思うので、そういった懐かしい思い出話から脳の健康に気付きをもっていただいて、認知症の予防や認知機能の維持につなげていただければと思っている」
高齢化が急速に進む日本では、2040年には高齢者の3人に1人が認知症または軽度認知障害になると予測されています。
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