週末20日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均はアメリカのFRB=連邦準備制度理事会による金融緩和の先行きに関心が集まる中、小幅続伸した。

金融政策が利下げ局面に入り、インフレを抑えながら景気後退を回避するソフトランディング(軟着陸)への期待が継続した。買い注文が優勢だった一方、前日のダウ平均が史上最高値で終了していたため、利益確定の売りも出やすかった。

結局、ダウ平均は、前日比38ドル17セント高の4万2063ドル36セントで取引を終え、2日連続で終値の最高値を更新した。

ハイテク株主体のナスダック総合指数は反発し、65.66ポイント安の1万7948.32だった。

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