(ブルームバーグ):19日の東京株式相場は小幅続伸の見込み。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が0.5ポイントの利下げ決定後に新たな緩和ペースと想定すべきではないとし、円高進行が一服したことで投資家心理が和らぐ。為替変動による業績懸念が後退し、自動車などの輸出関連銘柄に買いが入りそうだ。
市場関係者の見方
野村証券の伊藤高志シニア・ストラテジスト
- 結果的に米国株は安く終わったが、為替の円安を受けて日経平均先物は夜間取引で高く、日本株はきょうの取引でも素直に反応して上昇しそうだ
- 自動車は円安進行が好感されて買いを集めそうだ。電子部品や精密機器などにも買いが入るだろう
- ただ、米国市場でハイテク銘柄は軟調だったため、電機や情報・通信といったセクターには重しになりそうだ
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