人手不足の対策として期待される、働くロボットたちが集まりました。

どんなものも見逃さなそうな目に、どんなものもつかみそうなアーム。
まるでアニメから飛び出したような巨大ロボット。

18日から始まったのは、最新のロボットが集まる展示会です。

巨大ロボット「零式人機ver.2,0」は、人間に替わり、鉄道工事などを行う人型重機ロボット。

目線も手の動きも体の一部のように、軽い力でスムーズに動かすことができます。

人手不足の解決が期待されているだけではなく、遠隔操作で高所作業を可能にするなど、労働災害の減少を目指します。

JR西日本では、鉄道設備のメンテナンスに7月から本格導入。

12メートルの高さで、重たい部品を取り付ける作業などに利用しています。

身近に取り入れやすいものも。
「DOBOT」は、簡単なプログラミングだけで部品の点検などを可能にしたロボットアームサービス。

様々なエンジニアを雇いたくても雇えない中小企業での導入を進め、ロボット作業が当たり前な製造業界を目指します。

アフレルRobotics事業部・甲斐聡さん:
ロボットに対する抵抗感を下げ、できるだけシンプルで使いやすい設計にして、工場以外の縁がないユーザーも、日常で当たり前のように使えることを実現したい。

人とロボットが共生する社会へ。
社会課題を解決するロボットのさらなる進化が期待されます。

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