鳥取県北栄町といえばスイカの名産地です。このスイカ収穫後のハウスで、実はトマトを栽培しています。ユニークな名前のトマトが今、収穫のピークを迎えています。

西日本有数のスイカの産地・北栄町。農業用ハウスで行なわれたのはスイカ…ではなくトマトの収穫作業です。
北栄町では、20年以上前からスイカの後作として現在は27戸の農家がトマトを栽培しています。このうち、手島文平さんの3棟の農業用ハウスでは、ユニークな名前のトマトが収穫がピークを迎えています。
その名も「ナンチューうまいトマト」。中玉で皮が薄く、酸味が控えめで、甘みが強いことが特徴です。この日も色にムラがないか確認しながら収穫していました。

JA鳥取中央オリジナル野菜友の会・手島文平会長:
味は保証されているようなものなので、品質にはこだわっていきたい。

猛暑の影響で、一部割れた実があったものの、例年並みの収穫量を見込んでいるということです。

JA鳥取中央オリジナル野菜友の会・手島文平会長:
猛暑になりますが、皆さん苦労された中でしっかり収穫し、美味しいトマトができている。大栄スイカというブランドがあるので、お互いPRしていければブランドとして認知してもらえると思うので、協力してやっていきたい。

JAによると、夜間の気温が下がる10月からは、より糖度が高くなるということです。収穫は12月上旬までで、京都や大阪を中心に90.5トンの出荷を計画し、7050万円の販売を見込んでいます。

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