岩手県盛岡市の老舗わんこそば店「東家」の社長による講演会が9月6日に盛岡市内で開かれ、ニューヨークタイムズに掲載された効果を持続させるため新たな挑戦も必要と語りました。

県内の企業で組織する県法人会連合会が企画したこの講演会では、盛岡市の老舗わんこそば店「東家」の馬場暁彦社長が講師を務めました。

馬場社長は2023年盛岡市がニューヨークタイムズの世界で行くべき52カ所に選ばれたことで、「東家」にも多くの外国人観光客が訪れたと紹介しました。

東家 馬場暁彦社長
「欧米からの観光客がニコニコしながら歩いているのを見たことがあると思う。色々なメディアの露出とかバズったおかげで起きたと思う」

そのうえでコロナ禍で非常に厳しい時期を強いられた盛岡にとって、ニューヨークタイムズの掲載は「偶然の産物」ながら活力を取り戻す原動力になったと語りました。

東家 馬場暁彦社長
「守らなければならないことはギチギチと守っていくし、それを達成するため色々新しいことをやり、工夫し続けていかなければならない」

この流れを一過性で終わらせないために、新しい挑戦も必要という馬場社長の言葉に参加者は高い関心を持って耳を傾けていました。

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