日経平均株価は9日も値下がりし、5営業日連続の下落となりました。

 下げ幅は一時、1100円を超えましたが、円安の進行などを受けて買い戻され、終値は先週末より175円安い3万6215円でした。

 9日の日経平均は取引開始直後から値を下げて一時、1100円以上、下落しました。

 先週末に発表されたアメリカの雇用統計が市場予想を下回り、景気減速への懸念が強まったことから、アメリカの主要な株価指数がそろって下落した影響を受けました。

 また、外国為替市場でドルが売られ、一時1ドル=141円台になるなど円高が進んだことも要因とみられています。

 一方、午後は円安が進んだことなどから株を買い戻す動きが広がり、下げ幅を縮小しました。

 日経平均は5営業日で約2500円、値下がりしています。

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