(ブルームバーグ):ニューヨーク時間6日朝方の外国為替市場で円相場は上昇、一時1ドル=142円01銭を付けた。8月5日以来の高値。米雇用統計に反応した。

8月は非農業部門雇用者数の伸びが市場予想を下回り、前月に続き低調となった。失業率は前月から低下した。

 

市場では年末までの米利下げの織り込みが進み、金利スワップ市場では9月の連邦公開市場委員会(FOMC)会合での50ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)利下げを50%の確率で織り込んだ。2024年全体では約115bpの利下げを織り込む。雇用統計発表前は約108bpだった。

米2年債利回りは統計発表直後こそ急上昇し、2年・10年債の利回り曲線の傾きもフラットになったが、双方ともすぐに反転。2年債利回りは8月5日以来の水準に低下した。

 

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