「万博のチケット、買いにくい」そんな悩みを解消する「万博来場サポートデスク」が9月17日から大阪府内に設置されます。


◆チケット販売 目標の3割

大阪・関西万博の入場券は、2023年11月30日からインターネット上で販売されていますが、博覧会協会によりますと、2024年9月5日時点で約460万枚が売れているものの、協会が立てた前売り券の販売目標(1400万枚)の3割余りにとどまっているということです。


◆チケット購入「複雑」6割が回答

大阪府と市が2024年7月に府内約1000人を対象にしたアンケートでは、全体の6割程度が現在のチケット購入方法について「複雑」と思っているという結果が出ました。

こうしたことから大阪市は、チケット購入や来場日時の予約、パビリオンの入場予約などを手助けする窓口「万博来場サポートデスク」を9月17日から設置するとしました。


◆イオンやキューズモールで…

サポート窓口は、イオンモール(大日・大阪ドームシティ)、キューズモール(あべの・もりのみや)等に設置され、その後、商業施設や区役所などの公共施設を巡回して、高齢者やインターネットに不慣れな人らの購入を手助けしたいということです。

(大阪府吉村洋文知事)「万博の情報が知りたい、チケットを買いたいけれどネットが使いにくい、という方は気軽に行っていただければサポートします。」

サポートデスクでは、パビリオンなどに関する情報も発信して、機運醸成を高める狙いもあるということです。

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