岡山市の木材卸会社が事業を停止し、事後処理を弁護士に一任したうえで自己破産申請の準備に入ったことが民間の信用調査会社の調べで分かりました。負債額は約7500万円とみられています。

帝国データバンク岡山支店によりますと、自己破産申請の準備に入ったのは、岡山市北区辰巳の木材卸会社「アズウッド」です。

「アズウッド」は2011年創業で、住宅用木材プレカットを手がけていたほか、加工されていない木材を中国・関西・関東地区の木材業者や工務店に販売するなどしていました。

2022年3月期には年売上高約3億5000万円を計上していましたが、利益の蓄積が進まず、新規の住宅着工戸数の減少などで受注が落ち込んでいました。中古外車の販売などで本業の落ち込みをカバーしようとしたものの継続性はなく、資金繰りは抜本的な改善に至らなかったため、事業の継続を断念したということです。

負債額は約7500万円とみられます。

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