倉敷市中島の銘木販売「倉敷日の出」が8月22日に岡山地方裁判所倉敷支部から破産手続きの開始決定を受けたことが民間の信用調査会社の調べで分かりました。

東京商工リサーチ岡山支店によりますと「倉敷日の出」は、1974年創業で銘木や木材、新建材の卸売を行い、旧来は吉野杉をメインに扱っていました。地元の材木店などに基盤を持ち1997年11月期には売上高3億2000万円を計上していました。

近年は代表者と社員1人による運営でしたが、代表者が高齢となり、営業面が後退。さらに県内の住宅着工件数の減少で業況は悪化していました。2024年7月末に代表者が亡くなり、後継者もいなかったため、事業を停止して法的手続きを決断したということです。

負債総額は約1億770万円ということです。

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