長崎市で県内の酒造メーカーなどによる飲食店向けの商談会が開かれました。

県産酒の消費拡大のため、お酒と合う料理やこれまでになかった新たなお酒の楽しみ方も提案されました。

来場者(ホテル関係者)
「おいしい!」

県内の21の酒造メーカーから日本酒や焼酎など113の銘柄のお酒が揃いました。

飲食店向けの商談会「さけくらべ長崎」は県産酒の魅力を知ってもらい、販路拡大につなげたいと酒造メーカーなどが開きました。

お酒だけでなく、お酒に合う料理も用意され、参加者はおつまみも味わいながら「さけくらべ」をしていました。

小浜温泉ワイナリー
「うちのワインは魚介類に合わせたワインづくりなので、赤でもおいしく召し上がれる」

ホテルレストランスタッフ
「あーいいですね、お酒のおつまみで」

県産酒の地元でのシェアは日本酒・焼酎ともに2割を下回っていて、県産酒のPRが課題となっています。

このため酒造メーカーが提案する新たなお酒の飲み方も紹介されました。

こちらは「麦焼酎で作るソルティドッグ」

壱岐の海水からとった粗塩とゆずをブレンドした塩がポイントです。

KTN記者
「塩がアクセント炭酸なので飲みやすい、こんな飲み方もあるんですね」

さらにこちらではデザートとの組み合わせも。

試飲用のカップに入れられたのはバニラアイス、そこに甘口のお酒を注ぎます。

KTN記者
「まさに大人のデザートですね、こんな楽しみ方もあるんですね」

居酒屋経営者
「県外の観光客が店に来て地元のお酒はないですか、と言われることが多い」「色んな選択肢を増やして、飲み方の提案ができたらいい」

酒造メーカーでは今回、商談に至った件数などの実績をとりまとめ、今後も県産酒の販路拡大を図りたいとしています。

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