四国の玄関口JR坂出駅前の再整備の内容が明らかになりました。坂出市が9月4日、計画案を発表し、図書館を核とした複合施設と広場を整備し、市民に開かれた緑豊かな空間の実現を目指すとしています。

(河原大記者)
「JR坂出駅北口で予定されている再整備。まちの顔が大きく様変わりします。」

再整備されるのは、JR坂出駅周辺の約4ヘクタールの土地で公設民営方式で行われます。市が発表した計画案によりますと図書館を核とした複合施設を中心に周囲には広場が整備されます。

複合施設は4階建てで、1階にはカフェやラウンジなどが配置され、2階には、レンタル大手のツタヤを手掛けるカルチュア・コンビニエンス・クラブが運営する図書館が入ります。また、3階以上には子供用の図書館やプレイルームなどが設けられます。

有福哲二市長は、施設を駅前のシンボルのような存在にしたいとしたうえで、中心市街地活性化の呼び水になればと期待感を示しました。

(坂出市 有福哲二市長)
「まちの魅力をもう一度、坂出は取り戻さなければならない。そのためには駅前の今の現状ではだめ。呼び水とするものをつくらなければいけない市民も同じようにワクワク・ウキウキ・イキイキしてもらわなければいけないそういった感じでは今回の提案はコンセプトにしっかりあっている」

再整備事業の費用は、約140億円を見込んでいて、2028年秋の完成を目指すとしています。

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