国の予算の拡大が止まりません。

国の2025年度の予算に向けた各省庁からの概算要求は30日に締め切られます。

一般会計の総額は、114兆円規模となった2024年度を超え、過去最大になる見通しです。

国の予算は社会保障費や防衛費の拡大に加えて、今回は長期金利上昇による国債の償還や利払いにかかる「国債費」の増加も見込まれています。

鈴木財務相は「歳出改革努力、これを継続することにより、経済成長と財政健全化の両立をしっかりと進めていきたい」などと強調しました。

また、金額を示さない「事項要求」も引き続き認められていることから、予算の規模はさらに膨らむ見通しです。

これについて鈴木財務相は、「事項要求で財政規律が緩むことにならないよう予算編成過程でしっかり対応したい」と述べました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。