宮城県の最低賃金は10月からこれまでより50円引き上げられ、時給973円になることが決まりました。

最低賃金とは企業が労働者に最低限支払わなければならない賃金で、毎年、都道府県ごとに金額が決められ、県内の労使の代表などでつくる審議会は50円の引き上げを答申していました。

これについて宮城労働局は物価の上昇なども考慮し、答申の通り、現在の923円から50円引き上げ、時給973円とすることを決めました。50円の引き上げは過去最大となります。

新たな最低賃金は10月1日から適用される予定で、県内では少なくとも8万3000人が賃上げの対象になる見込みです。

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