NHKはラジオ国際放送で中国籍の外部スタッフが、尖閣諸島は「中国の領土」などと発言した問題で、テレビで特別番組を放送して改めて謝罪しました。

この問題は今月19日にNHKのラジオ国際放送で、中国籍の外部スタッフが尖閣諸島について「中国の領土」などと原稿にない誤った内容をコメントをしたものです。

これについて、NHKは26日夕方、総合テレビで5分間の特別番組を放送し、ラジオでの発言は日本政府の見解とは異なっており、国際番組基準に抵触していると説明。「NHKが放送法で定められた責務を適切に果たせなかったという極めて深刻な事態であり、深くおわび申し上げます」と謝罪しました。

NHKはこのスタッフが原稿にはない内容を過去にも発言していないかを調査するほか、管理体制の抜本的な見直しなどを行うとしています。

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