佐賀市は、タクシーの配車アプリで使える“電子チケット”を発行すると発表しました。2000円分のチケットを2万人に配布するということです。

佐賀市の坂井市長は、このほど8月の補正予算案を発表し、公共交通機関を支える取り組みとして“電子タクシーチケット”を発行する方針を示しました。
電子チケットは配車アプリに対応したタクシーで使うことができ、2000円分を上限2万人に配布するとしています。

【佐賀市 坂井英隆市長】
「物価高騰が続く中でも市民の皆さんにタクシーを身近に感じてもらい、事業者の支援にもつなげたいと考えている」

利用には申し込みが必要で、9月下旬から市の「スーパーアプリ」で受け付けます。
応募多数の場合は抽選を行うということです。
市は補正予算案のうち電子タクシーチケットの事業に約6200万円を計上し、21日始まった定例市議会に提出しています。

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