魚や水産加工品などの国際見本市が、東京都内で始まりました。

21日から3日間の日程で始まった水産物の国際見本市には、国内外から600を超える水産業者が集まっています。

福島第一原発の処理水放出からまもなく1年を迎えますが、いまだ中国による禁輸が続くなど、日本産水産物にとっては厳しい環境の中、坂本農水相が出席するなどして世界にアピールをしています。

宮城県漁業協同組合 経済事業部・大山宏樹課長代理:
我々は粛々と、水産物の品質には問題ありませんので、これからもPRを続けていく。

ベトナムの水産業者:
(中国政府が禁輸して)ビジネスの機会になると思う。日本とは長年ビジネスをしてきて、文化などを分かっている。

農林水産省によると、ホタテは輸出先の多角化が進み、中国以外への輸出量が半年で9.4万トンと1.8倍に大きく伸びています。

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