民間の調査会社によりますと7月の県内の倒産件数は2件で、5カ月ぶりに前年同月を下回りました。年明け以降続いていた倒産の増加傾向は一服した形です。
 
帝国データバンク福井支店によりますと、7月の県内企業の倒産件数は2件、負債総額は4億8200万円でした。いずれも前年同月を下回っていて、件数は5カ月ぶり、負債総額は4カ月ぶりの減少です。
 
最も大きかったのは鯖江市のメガネレンズ製造・サンアイ技研の4億4800万円でした。
 
帝国データバンクは「増加傾向に一服感が認められるが、今後は2024年問題の影響を受ける建設業・運送業を中心に増加傾向で推移する」と見ています。

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