福岡と韓国の釜山を結ぶ高速船「クイーンビートル」が13日から当面の間、運休することになりました。
JR九州によりますと、クイーンビートルを運営するJR九州高速船は国土交通省の監査で「安全確保に関わる重大な問題がある」と指摘を受けました。
今年2月に船体に少量の浸水が発生していたにも関わらず報告していなかったことや、データの改ざん、浸水を感知する警報センサーの位置をずらしていたことが発覚したということです。
これを受けクイーンビートルは今月13日から当面の間、運休となることが決まりました。
延べ2万人以上に影響が出るとみられ、予約客には個別に連絡を入れて対応するとしています。
クイーンビートルは今年5月にも運航中に浸水が発生し、船首に損傷が確認されたため1カ月半ほど運休となっていました。
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