財務省が発表した国際収支統計によると、日本が海外とのモノ、サービスの取引や投資でどれだけ稼いだかを示す5月の経常収支は1兆5335億円の黒字だった。
黒字は17ヵ月連続で、前の年の同じ月と比べ140億円あまり拡大した。
貿易黒字が5563億円と前の年の同じ月から2284億円拡大したが、海外での投資の利子や海外子会社から受け取る配当金などの「第1次所得収支」の黒字は1兆4737億円と黒字幅が2000億円あまり縮小している。
また、今年上半期の経常収支は、12兆6817億円の黒字で、前の年の同じ期に比べ4兆7148億円黒字幅を拡大した。
第一次所得収支が19兆1969億円の黒字で、比較可能な1985年以降で最大となっている。
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