食品メーカー大手の日清食品に、公正取引委員会が独占禁止法違反の疑いで「警告」を出す方針です。

関係者によりますと、日清食品は「カップヌードル」や「日清のどん兵衛きつねうどん」などのカップ麺5商品に関して、値上げを行った際に、全国のスーパーやドラッグストアなどの小売店に対して販売価格を引き上げるよう強要していたということです。

商品の値下がりを防ぐ目的だったとみられています。

こうした行為について公正取引委員会は、独占禁止法が禁じている「再販売価格の拘束」にあたる疑いがあるとして、近く文書で警告する方針を固めました。

日清食品は「調査を受けているのは事実。誠意を持って対応しております」とコメントしています。

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