秋の味覚・サンマの話題。今年は多くの人に食べてもらおうと、例年より早く福島県いわき市の小名浜港を出港した。
8月7日朝のいわき市・小名浜港。
大漁旗をなびかせ、大型のサンマ漁船が出港に向けた準備を進めていた。
近年不漁が続くなか、少しでも漁獲量を増やそうと、2024年は大型船の解禁日が早められ、2023年より10日早い出港となった。
第十一権栄丸・通信士の作山匠さんは「例年と同じく不漁が続いているっていうことなので、行ってみないとわからないですけど、獲れればいいなという気持ちで行きたいなと思います」と話す。
かつては大衆魚として多くの人に親しまれてきたサンマ。
水産庁によると、今年は日本から遠く離れた公海が主な漁場となるため、日本の漁船が操業する日本近海は不漁となる見通しだ。
大漁と安全を願い、港に駆け付けた家族の姿も。吉田樹くん、凌くん、晄くんの3人は、漁に出る父と祖父の船出を見送る。
吉田凌くんは「すごくかっこよく(お仕事)やってほしいと思います」と話す。
父・吉田光さんは「怪我無く、無事に帰って来れるように頑張りたいです」と応えた。
小名浜港へのサンマの水揚げは、早ければ10月にも行われる。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。