台湾の半導体製造大手TSMCも入る一大都市、サイエンスパークの日本版を目指す動きです。三井不動産が台湾の陽明交通大学や工業技術研究院と日本型サイエンスパークに向け、連携協定を結んだことを明らかにしました。
台湾の半導体製造大手TSMCの本社がある新竹サイエンスパークは、サプライチェーンと呼ばれる半導体に関する様々な企業が集積。さらに関連する大学などの研究機関や住宅などの生活環境が整った一大都市です。
三井不動産によりますと、日本型サイエンスパークの構築に向けて、台湾の陽明交通大学や工業技術研究院と連携協定を結んだということです。
陽明交通大学は新竹サイエンスパーク内にもキャンパスがあり、TSMCとも関係が深い大学で、工業技術研究院は台湾最大の産業技術の研究開発機関です。
三井不動産はTKUの取材に対して、「九州全域での構想、熊本での構想と様々ある」と話し、「半導体を核にしたまちづくりで台湾と日本の産業発展に貢献したい」とコメントしました。
サイエンスパークについては、九州地方知事会と経済界が一体となった九州地域戦略会議でも実現を目指しています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。