「令和のブラックマンデー」から一転、6日、日経平均株価は過去最大の上昇となりました。歴史的な乱高下に街の人は。
■歴史的乱高下…過去最大の“株価上昇”
投資家「NISAとかやってて、すごく下がったりして不安だったり、上がったりして喜んでいいのか分からない」
喜んでいいのでしょうか。
投資していない人 この記事の写真は13枚 投資していない人「やってみようかなと思っているが、こういうのを見ると怖い」
5日の歴史的大暴落に続く、6日の歴史的高騰。
投資家「こんなに浮き沈みがあるのが普通なのかなって思います。普通のこと?これって…」
株価ボードの前では、写真を撮る人。こちらに気づくと…
写真を撮る人この笑顔。
一方、5日の大暴落では泣いた人もいたようです。
「あまりにも下がりすぎで追いつかなかった。1000万くらいは下がりましたよね」 投資家
「ずいぶんと資産が増えていたんですけど、一気に200万ぐらい減りましたね。ただジタバタしてもしょうがないので」
6日の日経平均株価の終値は、前日より3217円高い3万4675円。過去最大の上昇だった1990年の2676円を超える上げ幅でした。
6日の終値 1990年の上げ幅次のページは
■証券会社のプロも困惑?電話鳴り止まず■証券会社のプロも困惑?電話鳴り止まず
岩井コスモ証券コールセンター証券会社のコールセンターでは、朝から電話が鳴り止みません。
コールセンターの担当者 岩井コスモ証券コールセンター「きょう(6日)は買い気配できのう(5日)の逆ですね、買い気配です」
様々な相談のなか、買いの注文が入りました。
岩井コスモ証券コールセンター「500株の現物の買いですね。注文はお流ししました」
この激しい値動きには、プロもお手上げといった様子。
コールセンターの担当者 コールセンターの担当者「きょう(6日)は『なんで上がってるの?』(という相談に)。説明つく人がほぼいなくて、地震があったわけでもないし、金融機関が破綻したわけでもないし。困っちゃいますね」 コールセンターの担当者 「(Q.スピードは速いですか?)速すぎますよ。これ話している段階で1000円ぐらい動いてますから、まったくもってついてはいけない」
株の素人は、どう考えれば良いのでしょうか。個人投資家向けのセミナーの会場です。
SBIマネープラザ 神洋平部長 SBIマネープラザ 神洋平部長「プログラミング売買がいま非常に多くなっているので、株価の上下の値幅は大きくなる傾向が続くと思う」
コンピューター化された株取引が、売りが売りを呼び、買いが買いを呼ぶ状況を招いています。
60代「昔は証券会社にお願いして電話で売り買いしてたが、いまはスマホでいろんな情報が入ってくる。なのでみんな余計に過敏に反応しちゃう」
そうしたなか、短期的利益が求められる機関投資家に対して、個人投資家の強みは長期的視点だといいます。
「20年、30年先を見据えて」 SBIマネープラザ 神洋平部長「20年、30年先を見据えた時に、どういった市場が拡大していくのか、投資対象を選んでいただくと良いと思う」 30代
「(Q.どれくらいの長期で考えているか?)まだ30代なので、10年20年、それぐらいのスパンで」
ただし、短期的な後悔もないわけではないそうです。
30代 30代「きのう(5日)は何もしなかったです」
「(Q.買いもせず売りもせず?)買っとけばよかったです」
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