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 ピーマンの保存方法です。どこにどうやったら、おいしく長持ちするのでしょう?プロおすすめの保存方法を教えてもらいました。

■常温?冷凍?人によって違う…ピーマンの保存方法

ピーマン、保存方法は? この記事の写真

 炒め物や、ナポリタン。様々な料理に彩りを添えてくれるピーマン。ところで、みなさんピーマンはどうやって保存していますか?

街の人(40代)
「使い切っちゃうか、種とって保存袋に入れて冷凍」 街の人(60代)
「冷蔵庫の野菜室に入れて…でも結構、早めに使っちゃう」 街の人(50代)
「えっ!そのまま。良い保存方法があるなら聞きたい」 人によって違うピーマンの保存方法

 常温?冷蔵?冷凍?人によってピーマンの保存方法は違うようですが、保存のプロおすすめの方法があるのです。

料理研究家 食品保存アドバイザーの島本美由紀さん

 今回教えてくれたのは、農林水産省の広報誌を監修する食品保存アドバイザー・島本美由紀さんです。

島本さん
「1カ月栄養を壊さず、おいしくいただけると思います」 街の人(70代)
「えー!ピーマンをですか!」 街の人(50代)
「知らなかった!」

 たくさんの人が驚いた、ピーマンを1カ月おいしく食べられるという、プロおすすめの“とっておきの保存方法”を教えてもらいました。

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■オススメは冷凍保存…栄養を壊さず1カ月も

■オススメは冷凍保存…栄養を壊さず1カ月も

プロおすすめの保存方法

 チンジャオロウスーなど、炒め物に大活躍のピーマン。そんなピーマンが、1カ月おいしく食べられるという、保存のプロおすすめの保存方法があるといいます。

おすすめは冷凍保存

 農林水産省の広報誌を監修する食品保存アドバイザーの島本さんが、教えてくれました。

島本さん
「ピーマンの冷凍もおすすめ」

 なんと、おすすめは冷凍保存です。

島本さん
「新鮮で、栄養価がまだ高いうちに冷凍すれば、しっかりとキープされるので、1カ月栄養を壊さず、おいしくいただける」 街の人(40代)
「1カ月も、もつんですか!何もないなって時に1カ月もつなら、使えるなって思う」 街の人(60代)
「えー!すごい!安い時に買って、冷凍してみてもいいかな」 “時短”にも

 冷凍保存のメリットは、長期保存だけでなく、時短にもなるというのです。気になる、その方法は?

冷凍したものを自然解凍すると「おひたし」に 島本さん
「食べやすい大きさに切っていただいて、冷凍用の保存袋に入れていただければ、使いたい時に使いたい量だけを取り出して炒めたり。食べやすい大きさに切ったピーマンは、冷凍したものを自然解凍していただくと、ゆでなくてもおひたしになります」 冷凍すると苦みが抑えられて食感が柔らかくなるという

 ただ冷凍庫に入れるだけでなく、切ってから冷凍保存すれば、調理の際に火が通りやすくなるので、時短にもなっておすすめだそうです。

 ピーマンは冷凍すると苦みが抑えられて食感が柔らかくなるといいます。もちろん冷蔵保存もできますが、その際にも注意点があります。

冷蔵保存の注意点 島本さん
「むき出しで野菜室で保存してしまうと、乾燥してシワシワになってしまうので、2〜3個ずつキッチンペーパーでピーマンを包んでからポリ袋に入れて。10日間〜2週間くらいもちます」 水分がつかないようにして保存するのがいいそう

 冷蔵の場合、ピーマンの表面に水分がついていると傷んでしまうため、水分がつかないようにして保存するのがいいそうです。ただ、ピーマンは中の種や綿に水分が多く、傷みやすいため、常温保存はNGとのことです。

保存期間を3カ月まで延ばせる方法

 さらに、保存期間を3カ月まで延ばせる方法も教えてもらいました。切らずに丸ごと冷凍すると、切り口からの劣化がなくなるそうです。室温に5分ほど置くと、通常通り使えるようになるということです。

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