住友生命保険は30日、8月1日から、保険料をまとめて支払う「一時払い」の終身保険の予定利率を現在の1.10%から1.25%へ引き上げると発表しました。

予定利率が引き上げられると、保険金を受け取るために必要な保険料は下がることになります。

住友生命によりますと、60歳の男性が一時払い終身保険に契約した場合、保険金1000万円を受け取るための保険料は、現行の838万2400円から3%程度(3.1%)下がり、811万8900円になるとのことです。

住友生命は引き上げの理由について、債券市場で長期金利が上昇していることや、30日から2日間行われている日銀の金融政策決定会合で追加利上げの可能性が取りざたされる中、「市中の金利動向等の状況をふまえて」と説明しています。

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