人手不足の解消に向け優秀な外国人材を積極的に受け入れようと、福井県は、人材を求める企業と県内での就職を希望する外国人をサポートする、支援センターを開設しました。
29日に開設した「FUKUI外国人材受入サポートセンター」では、外国人材を求める企業に対し、就労に関する様々な手続きを支援します。
そのほか、専門的な技術や知識を持つ高度外国人材の在留資格の更新や、県内外の留学生の県内での就職をサポートし、外国人材の採用や定着を進めます。
センターでは「事業者の認識として、在留資格の問題や受け入れ態勢など課題が大きい。一つずつ解決できるように支援したい。本当に優秀な外国人材がいるので、その人たちを根こそぎ福井県に呼びたいと思う」と話しています。
福井商工会議所の一室にあるセンターでは、社会保険労務士や行政書士が常駐しサポートにあたります。
センターでは「人手不足は全国的に深刻な問題で、これからますます優秀な外国人材の争奪戦が激しくなっていく。単に『労働力』としての外国人ではなく、日本人と同じレベル、もしくは職場を活性化させる存在になる外国人材の採用・定着が必要」としています。
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