消費税値上がりの影響を除けば1996年以来29年ぶりの運賃改定となるということです。JR九州は来年4月1日から平均14.6%の運賃値上げを国に申請したと発表しました。

【JR九州 古宮洋二社長】
「事業継続に必要な対応を着実に実施するにあたり、不足する費用の一部についてお客さまにご負担をお願いするため運賃・料金改定の申請を行った次第です」

JR九州は19日に会見を開き、普通旅客運賃について平均14.6%の改定を国に申請したと発表しました。
具体的には、長崎本線の佐賀−博多間は現行の普通運賃片道1130円が170円値上がりして1300円となりますが、指定席の特急料金は据え置かれます。

また、西九州新幹線の武雄温泉−長崎間は現行の運賃が片道1310円から200円値上がりして1510円になりますが、こちらも指定席の特急料金に変更はないということです。
このほか、通勤定期は平均30.3%、通学定期は平均16%の値上げを申請しているということです。
国に認可されれば、来年4月1日から新たな運賃が適用される予定です。

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