人材の確保に悩む介護事業者を対象に、留学生など外国人の人材の受け入れや現状について考えてもらうセミナーが7月17日に岩手県盛岡市で開かれました。

セミナーは留学生など外国人の人材の受け入れについて検討してもらおうと盛岡市の専門学校が開きました。

公益財団法人介護労働安定センターの調べによりますと、介護業界は人材不足が深刻化していて、全国にある介護事業者のうち45.1%が外国人の人材を受け入れる意向を示しています。

そうした中17日のセミナーには県内の介護事業者11社が参加。

専門学校で介護を学ぶ留学生からは高齢者施設などでアルバイトをしながら勉強に励んでいると説明があったほか、日本で働くことに対して前向きな意見が出されました。

留学生
「日本で長く働くことを決めた。介護の知識や経験を重ねたい」

介護事業者
「ボランティア的な考えをすごく持っているので、積極的に(外国人の)雇用を進めていきたい」

留学生の話を聞いた介護事業者は外国人の人材の受け入れについて理解を深めているようでした。

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