明治安田生命が行った「夏に関するアンケート調査(20代~50代の男女1120人)」によりますと、夏休みに使う金額を去年より「増やす」と回答した人は16.0%で、2023年(16.6%)と同程度だったのに対して、「減らす」と回答した人は20.0%と2023年(15.0%)から5ポイント増加しました。「減らす」と回答した人の6割以上(63.8%)が「物価高騰により家計が厳しくなった」ことを理由に挙げていました。

一方、減らす派が増えていたにも関わらず予算の平均額は、1万円以上(1万0296円)増えていました。

これは、増やす派の7割以上(72.6%)が夏休みに「旅行にいく」と回答し、その予算が、国内旅行で2万円以上(2万8388円)、海外旅行で12万円以上(12万5799円)それぞれ増加したためです。

増やす派の多くが予算を増額する傾向にあることがわかりました。

明治安田生命は「お金を使う人と使わない人の二分化が顕著になった」と指摘した上で「昨年の旅行より、より費用をかけて、遠くに日数をかけて行く“高・遠・長”の旅行になる傾向だ」と分析しています。

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