リニア新幹線の工事をめぐり、JR東海の対策を確認する国のモニタリング会議の専門家たちが7月15日 山梨県で進められているボーリング調査を視察し、JR東海から進捗具合などの説明を受けました。

リニア新幹線のトンネル工事をめぐっては、山梨県で行われているボーリング調査について静岡県の鈴木康友 知事は6月 「掘削を進めることに基本的に課題はない」として実施を容認しました。

竹下昇輝 記者:
南アルプストンネルです。ボーリング調査はこちらの機械を使って行われていて、調査によって湧き出た水がこちらで計測されています

こうした中、国のモニタリング会議は15日 山梨県でのボーリング調査を視察し、
JR東海の担当者から使用する機械や調査の進捗具合などについて説明を受けました。

JR東海によりますと、山梨県のボーリング調査は静岡県境まで残り339mのところまで達していて、調査によって湧き出る水の量も現時点で問題はないということです。

リニア モニタリング会議・矢野弘典 座長:
いろんな工夫がなされて工法も新しく、これまで培ってきた経験を蓄積してそれを将来にいかそうという姿勢を感じることができた

モニタリング会議は、迅速かつ慎重に作業を進めながらも問題が発生した場合には適切に対応してほしいと求めました。

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