民間の調査会社によりますと、2024年1月から6月の県内企業の倒産件数は22件で、前の年の同じ時期と比べると5件増え、上半期としては2年連続で増加しました。
 
東京商工リサーチ福井支店の調査によりますと、2024年1月から6月の県内企業の倒産件数は22件で、上半期としては2年連続で増加しましたが、小口倒産が中心だったため、負債総額は24億円余りで、約7億8000万円減りました。
 
産業別にみると、飲食業や福祉事業といった「サービス業ほか」が8件と最も多く、次いで「建設業」と「小売業」が4件ずつで並びました。
 
東京商工リサーチは「価格転嫁や人手不足などへの対応に遅れた企業が、倒産につながるケースも出てくることが予想されるため、引き続き動向には注視していく必要がある」としています。

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