岩手県盛岡市の中心部付近で行われている杜の大橋の4車線化工事について、事業の進捗を確認する現地調査が行われました。
工事の進捗率は89.9%で完成は2026年度の予定です。

杜の大橋の工事現場には7月10日、都市計画などに詳しい専門委員3人が訪れ、県の担当者から事業の進捗について説明を受けました。

盛岡市の中心部と盛南地区を結ぶ杜の大橋は、交通混雑の緩和などを目的に2011年から4車線化の事業が始まっています。

総事業費は資材高騰などで約55億円と当初の倍に膨らんでいるほか、予算確保が難航した影響で完成時期も当初の計画から10年以上ずれ込み、2026年度となる予定ですが工事は現在89.9%まで進んでいます。

県都市計画課 佐藤充弘計画整備担当課長
「杜の大橋の上部の施工は済んでいて、欄干の施工を(今後)予定している。現場での安全管理を優先して、事故のないように工事を進めていきたい」

委員は8月までに事業が適正に行われているかの評価をまとめる予定です。

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