岩手県大船渡市で今シーズンのヒラメの稚魚の出荷が始まり、早速7月8日に陸前高田市内の漁港で放流されました。

この取り組みは漁業者の収入安定を目的に県栽培漁業協会が毎年行っています。

8日は2024年4月ごろにふ化させ、約2カ月かけて5センチほどに成長させたヒラメの稚魚を職員がトラックのいけすに移していきました。

このあと約6万7000匹が陸前高田市に運ばれ、早速広田湾の漁港2カ所で放流されました。

県栽培漁業協会 山口浩史専務理事
「何とか順調に育ってくれて、元気な種苗を出荷することができたので、順調に育ってもらって早く30センチ以上になって、漁師の人たちにいっぱいヒラメを取ってほしい」

稚魚は8月下旬までに県内の漁協に計110万匹が出荷される予定で、放流された後約1年で30センチほどの大きさに成長するということです。

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