宮崎市の中学校では生成AIのキャラクターが理科の授業に活用され、対話形式で生徒たちをサポートしました。

宮崎大学教育学部附属中学校では、先月から生成AIを活用し理科の授業を行っています。

タブレットを使った授業では、アサリの砂出しに最適な環境ついて、海水の温度、塩分濃度などの仮説を立て、実験計画を作成。生徒たちが発想の幅を広げ論理的に考えられるようAIキャラクターが対話形式でヒントを出し、授業をサポートしました。

(生徒)
「自分の思っていた考えより深い考えが出てきて、こういう考えもあるのかと視点が広がりました。」
「AIばかりに頼るのでなく、自分の知りたいことだけAIに聞くスタンスが大事だと思った。」

(宮崎大学教育学部 中村大輝講師)
「生徒の代わりに答えてくれる存在ではなくて、あくまでも生徒が考える事を支援してくれるツールとしての位置づけを強調しています。生成AIを使いこなしながら、より高いパフォーマンスで成果を発揮できる生徒を育てていきたい」

宮崎大学教育学部附属中学校では、技術と理科の2科目で生成AIを試験導入していて、今後、活用分野を広げたいとしています。

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