山形市の専門学校生が県警のサイバーパトロールボランティアに協力することになり、委嘱状が交付された。今後、インターネット上で犯罪につながりそうな情報を見つけ、警察に報告する。
県警のサイバーパトローラーとして委嘱状が交付されたのは、大原学園山形校に通う専門学校生の代表5人。
県警は、犯罪につながりそうなインターネット上のサイトやSNSの情報などを、学生などに見つけて報告してもらうボランティア制度「サイバーパトロール」を11年前から導入していて、これまでに多くの情報が寄せられている。
大原学園では2021年度から参加していて、今年度は152人が参加する。
(大原学園公務員コース 2年・矢口聖也さん)
「家出少女や薬物の売買が流通しているので、自分から意識してサイバー犯罪を発見し日本の秩序のために何かできないかと考えている」
(県警サイバー犯罪対策課・小野秀崇課長補佐)
「インターネット上には、闇バイト情報や違法薬物の売買などさまざまな違法有害情報があふれている。こうした課題の中、若い世代の感性に基づいてサイバーパトロールをすることで、環境改善につながる活動をしていただけることを頼もしく感じている」
県内ではほかにも、山形大学や東北芸工大などの学生11人も参加している。
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