認証試験で不正を行っていたダイハツ工業は、国の基準を満たしていなかったとしてトラック3車種のリコールを届け出ました。
リコールの対象となるのは、2020年9月から去年12月までに製造された「グランマックス」など3車種、合わせて2万2616台です。
この3車種は、国土交通省が「特に悪質な不正行為が行われた」として、型式指定の取り消しを行っていました。
ダイハツによると、国の認証試験を改めて行う過程で衝突された際にバッテリーの固定具が外れ、必要以上に動く恐れがあることが分かったということです。
この不具合は国から指摘された不正行為とは別のもので、ダイハツは開発時の検証が不十分だったと説明しています。
ダイハツをめぐっては、今回の3車種を除く42車種の安全性が確認されています。
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