今年上半期の近畿の企業の倒産件数。去年の同時期より約25%増えました。

 東京商工リサーチなどによりますと、今年1月から6月の間に近畿2府4県で倒産した企業は1264件で、去年の同じ時期と比べて約25%増えたということです。特に中小企業では、円安の影響や、コロナ禍で利用していた無利子・無担保の融資の返済などが重くのしかかって倒産するケースもあり、中でも飲食店などサービス業の倒産は大幅に増加。2000年以降で最も多い484件でした。

 また、運輸業や建設業などでも、長引く燃料・資材高に加え人手不足や人件費の増加といった「2024年問題」の影響が出ていて、今後も中小企業にとっては厳しい状況が続く見通しです。

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