綾町では高級フルーツとして栽培されている、希少な「生ライチ」の出荷が始まりました。
綾町の「生ライチ」の生産者、川上直美さんのハウスにはライチの木263本が植えられていて、16日から出荷がはじまりました。
川上さんは実が均一に色づいていることを確認しながら、はさみで丁寧に収獲していました。
(生ライチを生産 川上直美さん)
「(生産を始めて)3年目で、年々出荷量も増えて今年もたくさん育った。今年も甘くてフレッシュなおいしいライチが育った。外国産は蒸熱処理や冷凍処理をして虫の駆除をしている。国産は採れたてをそのまま出荷しているので、みずみずしく香りも良くてそのままおいしくいただけます。」
国内に出回るライチはほとんどが外国産で、国産のものは1%と希少です。
JA宮崎経済連では県内で獲れたものを「県産生ライチ」としてPRしています。
(早瀬 純哉 記者)
「とれたてのライチを食べたいと思います。いただきます…甘い。実がぷりぷりしていて果汁がはじけます。」
生ライチの出荷のピークは7月上旬で、JA宮崎経済連では今シーズン10.4トンの収量を見込んでいます。
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