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 今、旬のサニーレタスを使い切れないという人も多いのではないでしょうか。ひと手間で10日間もシャキシャキになる、プロおすすめの保存方法を教えてもらいました。

■10日間もたせる…プロが教える「保存方法」

サニーレタス この記事の写真

 お肉とあわせたり、サラダにしたり、瑞々しさとシャキシャキした食感がたまらない、今が旬のサニーレタスですが、傷むのがはやく、使い切れない人も多いようです。

街の人(40代)
「ロールパンを切って、サニーレタスを入れて、小さいウィンナーを入れて子ども用に作ったりする。ペーパーで拭いて、袋に入れたりするが、なかなか使い切れない」 街の人(50代)
「買いますけど、傷みが早いので、半分のやつとか(を買う)。丸々一個だと、もてあましたりする。あまり放っておくと、液状化しますけどね」 島本美由紀さん

 そんなサニーレタスを、シャキシャキの状態で10日間もたせる保存方法があります。

 農林水産省の広報誌を監修する料理研究家で食品保存アドバイザーの島本美由紀さんに教えてもらいました。

島本さん
「切り口を水につけて保存すると、10日間もたせることができる。サニーレタスは大きいサイズで売られていると思います。収穫しても、まだ成長し続けているので、水を与えて保存するのがおすすめ」 サニーレタスの切り口を水につけて保存

 サニーレタスをシャキシャキに保つには、切り口に水を与えるのがいいそうです。では、その方法は?

島本さん
「空いてる容器に2センチ程度の水を入れて、サニーレタスの芯の部分をさす。冷たい場所を好む野菜でもあるので、ポリ袋をかけて輪ゴムでとめて(冷蔵庫の)野菜室、もしくはスペースがあれば冷蔵室で保存」 切り口がつかる程度

 容器に入れる水の量は、切り口がつかる程度。さらに冷蔵庫内の乾燥から防ぐために、上からポリ袋などをかぶせ、輪ゴムで止めるのが大事とのことです。

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■「包丁でそぎ取って」容器に入れる前のポイント

■「包丁でそぎ取って」容器に入れる前のポイント

保存方法

 さらに、容器に入れる前にポイントがあるそうです。

島本さん
「切り口が乾燥していると、水を吸い上げにくくなってしまうので、見ていただいて、ちょっと変色していたり、乾燥しているなと思ったら、包丁でそぎ取ってから水につけるのがポイント。1〜2ミリで大丈夫です。薄くスライスする程度」

 サニーレタスは、次の方法で10日間はシャキシャキの鮮度が続くとのことです。

1.切り口を少し切る
2.切り口がつかる程度の水を張った容器に入れる
3.ポリ袋をかぶせて輪ゴムで留める
4.冷蔵庫で保存

街の人(60代)
「あっ!確かに分かるような気がします!ちょうど花瓶に花を入れる感じですよね」 街の人(50代)
「そうなんですね。勉強になりますね。いいこと聞いたので、今度丸々買ってみます」 外側からはがして使うと葉先がシャキっとしたまま

 ちなみに、一個丸ごとサニーレタスを買った場合、外側からはがして使っていくと、最後まで葉先がピンとしたままシャキっとした食感が残るそうです。

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