阿武隈急行は2023年度の決算で3500万円あまりの赤字となったことを発表した。

阿武隈急行の2023年度の鉄道事業の営業損益は、5億1200万円あまりの赤字となった。
また最終的な損失は、3500万円あまりと2年ぶりの当期赤字で、累積赤字は14億円以上に上っている。

阿武隈急行の年間利用者数は、福島県沖地震の影響で過去最低となった2022年度から61万人増加して約190万人まで回復した。しかし、通勤や通学を目的としない利用者は、コロナ禍前の3割ほどに落ち込んだままとなっている。

宮城県や沿線の自治体は、鉄道を廃止してバスに転換するなどの経営改善策を検討している。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。