農林水産省は11日、先週の野菜の平均小売価格を発表しました。
調査対象の8品目で、全ての野菜で平年より高くなっています。特にキャベツが55%、ニンジンは44%、トマトは28%それぞれ平年より高くなりました。
ただ、キャベツ、レタス、きゅうり、トマトは前の週よりも値下がりしています。
キャベツは暖かくなり出荷が増えていることから6月下旬には平年並みに落ち着く見込みだということです。
ニンジンは千葉県産が雨で生育不足のため6月中は高値となる見通しです。
農水省は今後、「春キャベツなど旬の野菜は流通量も増えるため比較的落ち着く見通し」としています。
調査結果は以下の通り。(価格→前週比→平年比)
キャベツ (272円 83% 155%)
ねぎ (870円 103% 113%)
レタス (411円 88% 101%)
ジャガイモ(539円 108% 121 %)
たまねぎ (349円 102% 120%)
きゅうり (592円 94% 114%)
トマト (764円 98% 128%)
にんじん (543円 101% 144%)
※各都道府県10店舗(全国470店舗)について訪問調査
※価格は特売価格等を含まない消費税込み価格で全調査店舗の単純平均
※平年比とは2019~2023度の食品価格動向調査業務による当該月の調査価格の5カ年平均価格との比較
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。