半導体大手のキオクシアホールディングスに対し、銀行団が約1000億円を追加融資する方向で最終調整していることが分かりました。
関係者によりますと、銀行団は約1000億円の追加融資と合わせ、6月中に返済期限を迎える数千億円規模の融資については借り換えに応じる見通しです。
AI(人工知能)の開発などで世界的な需要が高まるなか、半導体の競争は激しくなっていて、キオクシアは2024年3月期の通期決算では2437億円の最終赤字となりました。
銀行団からの追加融資を運転資金として、キオクシアは業績回復や研究開発につなげたい考えです。
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