若手の人材確保を図ろうと、島根県出雲市で工事が進む山陰道の現場で見学会が開かれ、参加した高校生が最新の土木技術を学びました。

この現場見学会は、国土交通省などが、高校生たちに土木業界に関心を持ってもらい、人材の確保につなげようと開きました。参加したのは、松江工業高校建築都市工学科の3年生37人で、2024年度の開通をめざし工事が進められている山陰道の湖陵・多伎道路を訪れ、担当者から説明を受けたり、実際に工事車両に乗ったりしながら最新の土木技術を学びました。
これまで「3K」とも言われていた現場の環境改善に向けては、ICT・通信情報技術が活用されていて、例えば「グレーダ」と呼ばれる車両を使い道路の砂利を均一に敷き詰める工程では、これまで必要だった手作業での確認が、ICTの活用により必要なくなったため、効率化が進んだということです。

参加した生徒:
授業では習わないことを実際にこの目で見ることができて、とても刺激的な時間になりました。

参加した生徒:
「生の現場を見ることができて、将来への実感がわきました。

国土交通省松江国道事務所・山本圭一さん:
今後土木業界での人材の確保などに向けて、興味を持っていただければ。

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