大阪・関西万博に子どもたちを無料で招待する事業をめぐり、大阪府の交野市の市長が、府の意向調査について、怒りをあらわにしました。

大阪府は、府内の学校に万博会場へ訪問を希望するかを5月末までに回答を求めるアンケートを行いました。

アンケートの回答期限後の6月3日、交野市で「未定・検討中」を選択した学校に招待事業の事務局から、1通のメールが届きました。

”訪問希望の場合は7日までに連絡”の催促に加え、「5月31日までに登録いただいた学校様を優先に割り付け致します」との記載が。

意向調査のはずが、参加すると回答した学校が優遇されるようにみえます。

そして、7日には3日付けのメールに「誤った表現がありましたこと心よりお詫び申し上げます」と謝罪。
”優先する”文面は無くなっています。

山本市長は「意向調査がいつの間にか、申し込みに話がすり替えられている。催促されるのは、あまりにも理不尽だし強権的」と話し、学校単位のしばりを無くした参加にするべきだと訴えています。

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