サクランボの出荷作業が最盛期を迎えるなか、出荷時の労働力不足を補うため、地域の人に加え「助っ人」も活躍している。
JAグループでは、県産果物の生産・出荷の現場や労働力不足の現状を知り、業務に生かしてもらおうと、集荷場や選果場で職員の研修を行なっている。
現場での研修は10日から始まった。そのうちのJAさくらんぼひがしねの西部フルーツセンターでは、JA全農山形の職員など4人が検品や荷作り作業を行った。
(JA全農山形 施設燃料部・佐川聖人さん)
「部署は違うが、山形の農業に関わっている仕事。特産品のサクランボを体で感じることができる。おいしく味わいたい」
(JAさくらんぼひがしね 営農経済部・笹原浩一次長)
「今は人が集まりづらいので、研修に来てもらうと現場としては助かる。いろいろなことを現場で知ってもらって、活躍してもらえるのであればありがたい」
この研修は、6月14日から天童市・寒河江市で、6月15日から山形市・上山市・村山市で行われ、のべ165人の職員が参加する予定。
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